一般教育科


【一般教育科とは】

 高専の目的は「広い視野をもった高度の実践的技術者を養うこと」です。 その基礎となる科目および豊かな教養と学力を身につけるための科目を担当している のが一般教育科です。


【一般科目について】

 本校は本科5年間と専攻科2年間を有機的に連携させた7年間の教育プログラムで、幅広い工学的基礎と豊かな教養をもとに、創造性に富み、国際性に通用し、さまざまな工学の分野にチャレンジする技術者の育成を目指しています。そのため15歳という若年から一般科目を学び専門科目になじんでいき、実験・実習で理論の裏付けをしていくという同じ高等教育機関でありながら大学とは趣を異にした教育課程を取っています。

 一般教育科目には工学的基礎科目である「数学」・「理科」(物理・化学・生物)、国際感覚を養うためにネイティブ教員による「英語」の授業をはじめとする「外国語」、教養豊かな社会人になるための「文学」や「人文・社会系の教科」、健全な心身を養うための「芸術」や「保健体育」などが含まれます。

 それらを専門科目と有機的に配置し、低学年では一般科目を多くし、学年を重ねるごとに専門科目が増えていく楔形のカリキュラムを特色として打ち出しています。

 更に本校独自の取り組みとして、2学年jでの学級編成を学科の枠を超え幅広い人間関係を形成するために「混合学級」を実施していることを挙げることができます。