2007年12月7日
採点終了
今回の後期中間試験では物理が最終日に2学年分あったため採点に出遅れていたが、本日やっと自分が担当している6クラス分の採点がすべて終わった。今は非常にすがすがしい気分である。
明日から教員有志で青島太平洋マラソンに向かう
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2007年11月29日
3年生試験
3年生の試験日であった。難易度を下げたので出来はまずまずのはず。
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2007年11月26日
中間試験直前小テスト
明日から後期中間試験が始まる。2クラスで小テストを行った。
定期試験前の慌しい時期に小テストをするなという学生の意見と、範囲の少ない小テストで事前に勉強しておけという教員の意見と多少食い違いがあるが、小テストの負荷は結果的には良い方向に向かうはずだ。
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2007年11月22日
1年生補習
放課後1年生の補習。図書館棟が工事中で大人数が入れる視聴覚室が使えないため、補習を行うときに非常に不便である。人数制限をしないと学生が補習会場に入りきらないので、補習対象者は希望者でなくこちらから指定する形をとらざるをえない状態になっている。指定されなかった学生は自分でどんどん進めておいてください。
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2007年11月21日
教員室大繁盛
今年の1年生は質問の食いつきがすごい。授業直後、昼休み、放課後……、昨年度や一昨年度に比べてかなり学生の質問に付き合っている。定期試験前なのでこの機会にぜひたくさん勉強してもらいたい。明日の朝はSHR前に1時間弱付き合う。
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2007年11月16日
2年生補習
放課後2年生の補習。力学的エネルギー保存則と熱力学の分野の基礎を固めた。
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2007年11月12日
3年生補習
後期に入ってから3年生は学科によって学習分野を分けている。MCA科は電磁気学、EI科は熱力学である。本日の放課後は3年生(MCA)の補習を行った。コンデンサーの箇所は話がややこしいので慣れるまで大変だと思う。後期中間試験までにぜひ習得してもらいたい。
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2007年10月29日
運動方程式補習
先週金曜日の補習、本日の補習と放課後が慌しかった。運動方程式は1年生にとって『物理I』の教科書の中でもかなり難しい箇所だろう。
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2007年10月24日
小学校への出前授業
今年の3月末に有明高専が大牟田市教育委員会と連携協力協定を締結したことに伴い、今年度は各学科に対して小中学校への出前授業の依頼が来ている(H19年度予定表)。一般教育科物理にも1件依頼があり、本日小学校にて「液体窒素で遊んでみよう」を行った。私は高専での授業が詰まっていたため、他の物理教員2名が赴いたが、準備は少し手伝った。小学校への出前授業は物理科でも初めての試みなのに加え、今までの公開講座とは別の内容を盛り込んだので、予定通り行かない部分があったようだが、36名の小学生は楽しんでくれたようだ。
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2007年10月22日
1対1対応の補習問題
放課後1年生の1クラスで補習。クラスの半分以上の学生が参加していた。
力のつりあいの分野だが、三角関数で力が分解ができれば簡単に解けることに気が付いてもらえたと思う。昨年手書きで作成した「1対1対応の補習問題」をワープロソフトで打ち直し、中身を充実させて見た目も綺麗にした。
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2007年10月19日
補習
1年生が力のつりあいと運動方程式を終えるにあたり、今週から再来週に渡って物理の補習を行うことにした。小規模でじっくりと付き合いたいので1クラス単位で希望者を募る形式にした。本日は15名で、教員1人で全員を見るのは少々厳しい人数だったが、学生同士でお互いに教えあってくれていたのでまったく問題無かった。学生も友達に教えるのは勉強になるので良かったと思う。
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2007年10月4日
採点終了
夏期課題試験の採点(担当の全6クラス分)がやっと終わった。授業をしながら採点をするのは結構大変であり、今年度は担当クラスが多いため、期限内に終わって一安心である。
放課後、4人の学生が遊びに来て、地球ゴマで大興奮していた。地球ゴマを初めて見たとのことで、ジャイロスコープ効果を実感してくれた。
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2007年9月28日
教育著作権セミナー
メディア教育開発センター主催(熊本大学共催)の教育著作権セミナーに参加。公開された著作物を学校の授業で利用する分にはかなり融通が利くことを知り、少し安心した。
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2007年9月20日
2年生補習
午前中2年生の補習。部活動や体育祭関連のためか、約20名でこじんまりと行った。
明日はお休みを頂いて4連休。ソフトテニス部は本日で夏休み中の練習を終わりとしたので、自分も時間ができた。インターネット環境を離れるので更新もしばらくお休みします。
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2007年6月28日
新聞スクラップ
新聞スクラップ。最近の教育界のニュースを見ていると、学校運営金が削減されて困っている記事ばかり。高専も(大学も?)人件費削減で現役教員が悲鳴を上げている。教員のリストラはできないので、定年退職したらそのまま人員を補充しないというやり方でどんどん教員が減っている。学生1人あたりに対する教員数を増やせば、学生の学力や教育の質が上がると思っているが、現実は厳しい。
朝日新聞2007年6月24日付
理科離れ対策に「博士」の先生増員を 学術会議が要望
「学者の国会」と言われる日本学術会議は22日、子どもたちの理科離れを防ぐために大学院で学んだ「博士」や「修士」の教員を増やすとともに、すべての小学校に理科専任の教員を置くことなどを文部科学省や各地の教育委員会などに求める要望をまとめた。
要望によると、大学院を修了した教員の割合(03年)は、ロシアが89%、米国が59%、英国が24%なのに対し、日本は9%と先進国で「最低レベル」にある。(後略)
日本経済新聞2007年6月22日付
学会に行く旅費ない・国立大などの教職員組合が窮状訴え
「授業で使うプリント代が払えない」「旅費がなくて学会に出られない」――。国公立の大学や高専の教職員でつくる全国大学高専教職員組合(全大教)は22日、運営費交付金を削減された国立大の窮状を訴え、教育研究費を拡充するよう求める声明を出した。(後略)
毎日新聞佐賀版2007年6月26日付
佐賀大:授業料値上げ 国の「標準額」53万5800円に−−来年度から
佐賀大学の長谷川照学長は25日、来年度から授業料を値上げすると発表した。対象は08年度以降の新入生及び在学生。現行の年間52万800円の授業料から、国立大学の授業料の目安として国が定めている「授業料標準額」と同額の、53万5800円に値上げする。(後略)
朝日新聞2007年6月28日付
補助金申請しない教員に「罰則」 財政難の宇都宮大学
文部科学省に科学研究費補助金(科研費)を申請しない教員は、大学が教員に配分する研究費を1割減らします――。財政難に悩む宇都宮大学は今年度、外部資金の獲得をねらって、こんな「お触れ」を全教員約350人に出し、実行に移している。同大は「大学として生き残っていくため、教員に対する引き締めが必要」と必死だ。国立大学協会によると、科研費申請をめぐるペナルティーは珍しいという。
朝日新聞WEB2007年06月25日09時13分
http://www.asahi.com/politics/update/0624/TKY200706240191.html「国立高等専門学校機構」の給料は独立行政法人の間で最も安いと知ってショック。
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2007年6月25日
「人見知り」は案外うまくいく
吉岡 英幸 (著)『「人見知り」は案外うまくいく 』 技術評論社 (2006年9月発行)
をこの土日で読んだ。超社交的な人と超人見知りの人とを対比させながら話を展開しており、また所々にポンチ絵を挿入しており、非常に分かりやすかった。今までの私には無い発想や見解が書かれてあり、読んでみて視野が広がった。物事を多面的に捉えることができるようになることは幸せなことであろう。
教員として高専の若者と接していて、いろいろな性格(超社交的〜超人見知り)の学生がいることは常々感じている。担任やクラブ顧問をしていると特に気になるもので、社交的過ぎて(?)教員を友人とでも思っている無礼な学生も少なくないし、人見知りのため周囲とのコミュニケーションがうまく取れずに悩んでいる学生も実際に少ないない。そんなときに教員側も引き出しを多くしておくと少しでもお役に立てることができるのかなと、この本を読んで改めて思った次第。もし超人見知りで悩んでいる学生がいたら、ぜひこの本を1度読んでみてください。肩の力がフッと抜けると思います。ちなみに私も人見知り……。
夕方に校内共同研究のディスカッションをして夜宿直。トラブルもなく平和であった。
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2007年6月15日
得点分布
前期中間試験で自分が作成した問題に対して、学年全体の点数の集計が終わったので得点分布を出してみた。採点していると二極化していると思ったが、ヒストグラムを出してみたらそうでもなかった。思い込みだったらしい。
今日は「リアルタイム・フィジックス」なる言葉を初めて知った。面白い概念だと思う。
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2007年6月5日
担任会議
午前中、1年生の物理試験。1年生は初めての定期試験ということもあり、まずまずの出来のようだ。
午後は2学年の担任会議。2時間半以上、意見交換や情報交換をした。有明高専の低学年は、担任および一般教育科教員で横並びで指導している。特に有明高専の2年生は(全国でも珍しい)混合学級なので担任裁量では運営が難しい面がある。横並び指導は適切な方針であろう。
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2007年5月31日
質問に答える一日
今週に入ってから昼休みや放課後の3〜4時間、毎日学生の質問に対応してきた。いよいよ明日から前期中間試験が始まる。物理は3年生が初日に行われる。ケアレスミスの無いように気をつけてください。
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2007年3月19日
物理学会年会
日本物理学会の年会で鹿児島大学に行く。大学時代の恩師に挨拶に行ったりして人との再会をたのしみつつ、物理教育のセッションの発表を聞き入る。最近の物理教育は「リメディアル」というのがキーワードであると理解した。横文字を使って聞こえは良いが、要するに「補習」のことである。高専はもともと面倒見が良い教育機関であるので、「リメディアル」ということが採り上げられることは少ないと認識しているが、全入時代となった今日びの大学では、教員側の誰かが学生に補習の時間を作ってあげないといけない、学生が補習を受ける体制を築き上げなければならないということである。大学組織としての一大仕事であるが、今日の発表を聞いていたら、このような仕事は若手教員や大学院生の有志が(無償で)どんどんやってゆくしかないように感じた。「物理チャレンジ」の話では実際の問題が紹介されていたり、合宿の様子が発表されていたが、高校生相手にかなりレベルの高い(問題によっては大学院生レベル)特訓をしていて大変衝撃的であった。また、ちびっこや一般の方相手に物理の楽しさを伝えるためのサイエンスカフェやNPO団体が増えていることも認識した。現在の物理教育の流れが分かり、学会に参加して得るものが多かった。ウチの低学年でJr.セッションのレポートを書く人いないかしら!?
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2007年3月13日
私の成績処理システム
昼過ぎまで部活。久しぶりに学生と一緒にテニスをした。新1年生の入学手続説明会が行われていて、今年は午前と午後の部に分かれていたので、構内には終日たくさんの中学生と親御さんがみえていた。
昨年からメーラーとしてThunderbird1.5を利用しているが、OutlookExpressユーザから添付ファイルが開けないとの声がたまに聞こえていた。教員達は何とかしていたようだが、WEBで探したらすぐにパッチ(こちら)が見つかった。適用して問題回避できたのでこれで安心だ。どうやらThunderbird側でなくOE側のバグらしい。
空き時間を利用して自分の成績処理システムをバージョンアップした(システムなんて偉そうに言ってもエクセルの関数を使っているだけだが)。物理は定期試験+小テスト+宿題(+3年生は実験レポート)で総合成績を算出している。定期試験は物理の場合は全部6回あり、最後の学年末試験だけ頑張っても合格点に達しない学生が多々いることを踏まえてのバージョンアップ。例えば「残りの2回の定期試験であと○○点取らないと不可、あと3回の試験で全て70点取れば優」などという情報がリアルタイムで得られる。単位取得が厳しい学生を常に把握できるので、かなり便利になると思う。↓は1〜2年生用をPrint Screenしたもの。
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2007年2月14日
2年生補習
学年末試験まであと12日。試験日程割が発表された。
放課後2年生の物理補習。まだ部活が行われているためか、参加者(希望者)は予想よりも少なかった。今までと違った指導形式で、3時間弱行った。
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2007年2月6日
作文「4年後の自分へ」
1年生のLHRにて作文「4年後の自分へ」の時間を設ける。その場で封筒を閉じるので本人以外は読めないようにしている。「親も見ないんですか〜?」という質問も飛ぶ中、学生達は私の予想以上に楽しそうにいろいろと書いていた。しばらく私の部屋で保管しておき、卒業式の後にでも渡せたらと思う。ちょっとしたタイムカプセルなので面白いのでは!?
放課後、最後の追認試験。今週金曜日が追認試験の合否の締め切りである。
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2007年1月19日
『なぜ高専の就職率は「100%」なの?』
放課後、学生と面談し、1学年担任と学生主事室と情報交換会。
本日は高専に関する本の紹介。
佐々木章太(著)『なぜ高専の就職率は「100%」なの?』文芸社(2006年10月)
発行されてすぐに本屋に注文して、一昨日にやっと届いた。3ヶ月以上も待たされた。出版社側が発送を忘れていたミスもあったのだが、返本待ちの状態だったためにこんなに時間がかかったのだという。なるほど著者のブログにも「本の売れ行きですが初版(800部)はもうほとんど在庫無いっぽいです」とある。著者の出身高専の釧路高専公式ページでもニュースとして取り上げられたり(こちらのページ)、釧路高専から全国の高専宛に告知のメールが来るなど、大変話題になっている。
内容は第1章(約26ページ)が高専に関する一般的な説明、第2章(約153ページ)が高専卒業生による感想文となっている。54名もの卒業生の感想文が収録されているので大変読み応えがあるが、SNS(おそらくmi○i?)を利用したという事情もあってか、20歳代による投稿が多いように感じた。『こぼれぬ剣』のような高専設立当初の話は面白くて私は大変好きだけれども(20060203記事)、高専を紹介するという点では、若い人による最近の話を載せた方が実情に合っていて良いでしょう。
在庫が限られているようなので、興味のある方はお早めにどうぞ。私の教員室にも置いてあります。
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2006年12月6日
ハラスメント
後期で担当している5クラス分の採点が終わった。一安心。
某高専でセクハラ処分問題があったため(停職3ヶ月間)、高専機構から注意がきた。体を触るのは言語道断だが、今回の処分を受けた教員の発言「お前らそんなんじゃ研究者になれんぞ」も問題になっている。いわゆる「アカデミック・ハラスメント」、「パワー・ハラスメント」ということか。
教員室で女子学生に補習するときは、入り口側に座ってもらう(教員が逃げ道を防いだと言われないため)、ドアを少し開けておく(廊下から中が確認できるため)など、さりげなく気をつけているが、学生への励ましの言葉も慎重に選ばないといけない。
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2006年11月21日
うれしいこと2つ
本日うれしいことが2つあった。
1つ目:諸事情でしばらく休んでいた学生が復帰。教室に活気が出る。
2つ目:学級委員長公欠で不在なれど副委員長がその実力を発揮する。担任が頼りない分は学生達が頑張ってくれるようで……。
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2006年11月18日
声かけは大事!
雨のため部活は中止。午前は家事や買い物、午後はのんびりと仕事。
雨の日は良い、超屋外派の私も屋内に閉じ込められるので自分と向き合う時間ができる。本日のテーマは「声かけ」。前々から気になっていたのだが、飲食店やスーパーで違和感を感じることが多々ある。
ファミリーレストラン等の飲食店に行くと従業員を呼び出すボタンがよく置いてある。ボタンを押すとチャイムが鳴って従業員が席まで来るというものである。私はこのシステムがどうしても好きになれない。客としては従業員がどんな場所にいようが、どんな仕事をしていようが、どんなに忙しそうにしていようが関係なくボタンを押せば従業員が駆けつけてくるわけだから便利である。店側としては客がなかなか注文を決めてくれなくてもチャイムが鳴るまで他の仕事ができるわけだから合理的である。一見非常によく出来たシステムであるように見えるが、そこには人間の声が存在しない。
目の前に店員がいるのにボタンを押す客もいるし、逆に、客が目で合図を送っているのにまったく気が付かない店員もいる(仕方なく客はボタンを押す)。客側も店側もどっちもどっちだが、私はこのような事態になっていることに違和感を感じぜずにはいられない。若者の他人無関心化を助長しているというのは言いすぎだろうか。
スーパーでもここ数年くらいであろうか、レジ袋有料化が話題になってきた頃からレジの所に「レジ袋不要カード」が置かれるようになった。ずっと昔の新聞か雑誌で、レジにバーコード読み取り機が導入されてから店員と客の会話が減ったという記事を読んだことがある。リサイクル・ノーレジ袋の今の時代に、「袋は要りません」の一言が言えない人が多いのだろうか?不要カードは確かに便利な時もあるが、あのカードを見るたびに違和感を覚える。
声かけという点では、学校現場でも教員の資質が問われるところであろう。人間の声にはいろいろな情報が入っている。教員は日々の学生への声かけ(会話)を大事に扱うべきであると常々思う。
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2006年11月17日
現場が面白い
11月は果たして小テスト月間となっている。本日も2本実施。
外付けHDDの調子が悪く、PC起動時にもCheckingが入るようになった。試しにデータ完全消去ソフトで完全にデータを抹消からフォーマットしてみた。今のところ順調。
以下新聞スクラップ。偉くなってしまうと物事の考え方が変わってしまうのだろうか。困ったものだ。
「共同通信」2006年11月15日
教育基本法改正案を可決
衆院教育基本法特別委員会(森山真弓委員長)は15日午後、政府、与党が今国会の最重要法案と位置付けている教育基本法改正案を自民、公明の与党単独で採決、可決した。野党は採決に反発し欠席した。16日には衆院本会議を通過させ参院へ送付、12月15日までの会期内成立に全力を挙げる方針。
『朝日新聞』2006年11月11日付
聴衆の半数は関係者
政府主催の教育改革タウンミーティングで「やらせ質問」があった問題で(中略)質問の自作だけでなく、教育関係者が自ら演じ、聴衆まで身内で固めようとした実態が浮かび上がってきた。
「共同通信」2006年11月6日
更新時期10年見直しも
伊吹文明文部科学相は6日午前の衆院教育基本法特別委員会で、政府が導入を目指す教員免許更新制について「いろいろな意見を聞いて、何年にするかは最終的にわたしの責任で判断する」と述べ、10年ごとの講習修了を要件とした7月の中教審答申にこだわらず、期間を短縮する可能性もありうるとの考えを示した。
『毎日新聞』2006年10月25日付
大学工学部:志望者10年で半減
文部科学省の学校基本調査によると、95年は57万4000人いた工学部志願者は、05年に33万2000人にまで減少。逆に医・歯・薬学部は同23万9000人から28万5000人に、看護・医療・保健学部も5万人から11万人に倍増している。
『毎日新聞』2006年10月21日付
大学教員:研修義務化
文部科学省は大学・短大教員の講義のレベルアップのため、全大学に教員への研修を義務付ける方針を固めた。来年度に大学設置基準と短期大学設置基準を改正し、早ければ08年4月にも義務化する。研究中心と言われる日本の大学で、学生への教育にも力点を置く必要があると判断したもので、「大学全入時代」を迎え、学生の質の低下を懸念する経済界からの要請も背景にある。
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2006年11月15日
2年生補習
放課後2年生の物理補習。対象を希望者にすると100名近くになり、物理科の3名では面倒が見られないので、今回は参加者を完全指定にして臨んだ。参加者は40名ほどで、2時間強ほど基礎問題を解いてもらった。
昨日一旦直ったと思われたPCのエラーが本日も生じる。困ったものだ。
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2006年11月13日
研修のしおり作り
土日に部活が入ると、月曜日にツケが回ってくる。朝から事務的な仕事を裁く裁く裁く!
夜から担任業務で「研修のしおり」の作成にとりかかるが、1から作っているので時間がかかり、大変であった。原子力発電の仕組みを改めて勉強しながらストーリーを考えつつ、図をスキャナに取り込んだり、貼り付けたり。他の仕事もたまっているので、しおり作成にここまでまじめに取り組まなくても良いのだが、ひょっとしたら未来の原発従事者が出るかもしれないと考えると、気合が入る。
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2006年11月9日
学生に負荷をかける
小テストの作成と採点にかなり時間を費やす。
授業で教科書の各章が終わると小テストを行っているが、最近は章の途中でも区切りの良いところで小テストを導入するようにしている。宿題とかレポートとか小テストとか、負荷をかけないと理解が進まないであろう(勉強に限った話ではないと思うが)。
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2006年11月7日
担任業務
「立冬」とはよく言ったもので、日中も気温が上がらず寒い一日。
昨日・本日と学業面で心配のある学生と面談をした。電話で親御さんともお話させていただいた。1年生は6単位まで落としても仮進級できるが、7単位以上落とすと残念ながら留年となる。前期で振るわなかった学生はぜひ後期で挽回してもらいたい。担任として具体的な提案・アドバイス・騒ぎ立てはできるけれども、結局最後は本人の努力ですぞ!
昼休みに担任として大事な仕事があり緊張した。私自身も今後の振る舞い方が重要であろう。授業が無い時にじっくりと考えてみようと思う。
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2006年10月11日
後期の定期試験で取るべき点数の算出
前期末の成績送信締め切りが明日になった(学生の手元に届くのは1〜2週間後)。
1〜2年生の基礎物理学の評価は、シラバスに書いてある通り、定期試験70%、小テスト20%、レポート10%で計算される。前期の定期試験(春課題・前期中間・夏課題・前期末)の平均点をa、小テストの平均点をb、レポートの平均点をcとすると総合評価で合格点(50点)以上取るための条件は
となる。この式から後期の定期試験(中間・学年末)の各々で取るべき点数xが求まる。
同様にして、3年生の応用物理学の評価は、定期試験40%、実験レポート40%、小テスト10%、課題10%で計算される。前期の定期試験の4回の平均点をa、実験レポートの平均点をb、小テストの平均点をc、課題の平均点をdとすると総合評価で合格点(60点)以上取るための条件は
となり、この式から後期の定期試験(中間・学年末)の各々で取るべき点数xが求まる。
受け持っている学生全員のxを求めてみたが、小テスト点とレポート点を現在のまま固定した場合、100点を越えてしまった学生もチラホラ。学年末の最終的な評価がどうなるかは、今後の小テストや課題等の頑張り次第ですな。
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2006年9月29日
絵本読み聞かせ
お昼で前期末試験終了。午後から建築学科3年生の公開授業「創作絵本読み聞かせ」を参観させていただく。各5人ほどの班に分かれ、それぞれテーマ、ストーリー、伝えたいことなどをしっかりと考えて絵本を作成する。枚数や発表時間の制限はあるが、テーマや画材は自由だったようで、いろいろな作品があり楽しませていただいた。テーマとして戦争と平和、地球環境問題、諦めず努力することの大切さなどを挙げた作品があり、よく考えたものだと感心した。座学では見られない学生達の一面が見られ、今年参観できて良かった(昨年は自分の講義と重なり行けなかったので)。
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2006年9月21日
「心」を教える難しさ
前期末試験前で学生の質問に追われる一日。
学生会長および副会長の選挙結果がお昼に示された。選ばれた3名の方々、期待しておりますぞ。
高専の恥をさらすようで恐縮だが、高専学生の公共交通機関でのマナーの悪さについて、外部の方から学校に苦情が届くことがある。内部(校内)でも他人の傘を勝手に持って行ったり、古い掃除道具を破壊したりする学生もいる。彼らは自分のする行為に対してどのような影響が生じるのか、周りがどのような気分になるのか、まったくイメージができないのだろう。学生主事からも各担任宛に指導依頼が来ていたこともあり、本日の帰りのホームルームで「傍若無人に振舞う行為についてどう思うよ、君達」と問うて数名の学生に意見を言わせてみた。全員が「ひどいと思います」、「言われた人がかわいそうです」等の意見が出ることを想定していたが、見事に期待を裏切る意見も出てきてショックを受けた。クラスの皆の前で平気で冷たい心を提示できる、これが今の学生なのかと新米教員として勉強させられた。
今の学生に「マナーを守りましょう」、「人が傷付く事をしてはいけません」等の知識を伝えても意味が無いのではないかと思う。自然体験やいろいろな経験が乏しく、言葉から具体的なイメージや感情が沸かないのではないだろうか。義務教育を終えた若者に「心」を教えるなんてことは非常に難しいし、既に身につけておいて貰いたいことであるが、そんな悠長なことを言っていられる状況には無い。何とかしてあげないとね。
【参考】かなりお気に入り&お勧めの本↓
袰岩奈々(著)『感じない子どもこころを扱えない大人』集英社新書(2001年)
読んでいて思わずドキっとする場面多数。親や教員を主に意識して、具体的な話題・対策・提案を挙げて書かれている名著。目からうろこが落ち、「なるほどね〜」と声が出ることでしょう。
投稿者 NORI : 23:59 | 教育 | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年9月20日
安倍新総裁の教育改革案
放課後4年生の補習。クラスの半数以上の学生が来ていたので驚いた。
この1週間の気になった新聞記事を掲載。
最近は全国一斉試験などによる学校評価、外部認証機関による人情入れぬ結果主義、授業数確保のための学校行事潰し、学校運営費削減……、何でも評価・成果・点数の時代になりつつある。本日自民党新総裁に就任した安倍晋三官房長官もかなり強引な方のようで、現場の声を無視していろいろ進めてきそうだ。大学の入学時期を9月にずらすなんて話も出ていて、(「ゆとり教育」の反省・反動もあるのだろうが)教育界は激変の時代に入っているように感じる。今後果たしてどうなることやら。
--------------------
『日本経済新聞』2006年9月14日付
・大学の入学時期を9月にずらし、その間を奉仕活動に充てる改革案も提唱した。
・教育改革については「大きな反発があるかもしれないが、もう待ったなしだ。しっかりと前に進めていく」と強調。「教員に向かない先生がいるのも事実で、免許更新制度はしっかり取り入れなければいけない」と訴えた。
『産経新聞』主張 2006年9月17日付
・学校評価制度や教員免許更新制などの導入を主張している。
・秋の臨時国会で教育基本法改正の成立に最優先で取り組む考えを示しているが、その中身は明らかにしていない。
『しんぶん赤旗』2006年9月15日付
・政府・与党が二十六日開会予定の臨時国会で成立をねらう教育基本法改悪法案について、全国の公立小中学校の校長の三分の二が反対していることが東京大学の調査で明らかになりました。
『朝日新聞』2006年9月13日付
・教育を「サービス」ととらえ、供給する側の学校ではなく、受け手である住民の意向にもとづいて質を向上させようという「教育バウチャー制度」。その導入の可能性について、文部科学省が、有識者による研究会を立ち上げ、検討を進めている。これまでの議論では、国によってさまざまな内容になっており、教育効果の向上についても未知数の部分が多いとされ、評価は定まっていない。
この制度について、自民党総裁選に立候補している安倍官房長官は著書「美しい国へ」で、格差の再生産を防ぐ対策の一つとして期待されるとしている。
教育バウチャーは一般的に、(1)子どものいる家庭が行政からバウチャーと呼ばれる利用券を受け取る(2)公立、私立を問わず、子どもが通いたいと思う学校に利用券を提出する(3)利用券の枚数に応じて、学校側が運営資金を得る――という仕組みとされる。
より多くの子どもを集めた学校ほど資金が潤沢になるため、学校選択制と組み合わせることで学校間に競争原理が働き、教育の質の向上が期待できると考えられている。
時事通信配信記事 2006年9月19日付
・文部科学省にとっては基本的に、「教育改革を重視してくれるのはありがたい」(官房幹部)のだが、それぞれの発言の具体的内容、真意については「よく分からない」(高等教育局幹部)というのが本音だ。
『朝日新聞』2006年9月13日付
・国立高専、初の再編へ:宮城高専と仙台電波高専が国立高専の再編・統合は全国で初めて、早ければ08年度に統合し、09年度から入学を受け入れる。
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2006年9月2日
人は見た目が9割
夏課題試験の採点と部活であっという間に夜中になる。部活では夏休み中に帰省していた寮生が復帰し、しかもやる気のある上級生が来ていたので、活気があり良かった。
先日、竹内一郎(著)『人は見た目が9割』新潮新書(2005年)を読んだ。非言語コミュニケーションの入門書ということになっている。毎日講義している教員としては「話す言葉の内容は7%しか受け取られていない」なんてデータを見せられるとやる気を無くしてしまうなぁ。しかし別の見方をすれば、普段から素行面で真摯に学生と向き合っていれば(信頼関係が築けていれば)、講義の内容に関係なく良い評価をいただけるということができるのかもしれない。書籍では「見た目」の定義がかなり幅広いものになっているので、いろいろな解釈ができるのでしょうな。
タイトルと内容に少しギャップが感じられたが、タイトルと関係の無いと思われる漫画の技法の話なども知らない点が多くて面白かった。
9月に入ってから朝晩だいぶん爽やかな気候になっている。明日は仕事を一切忘れてサイクリング兼トレーニング(オールアウト)。楽しみだ。
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2006年8月23日
科学の鉄人
部活は自主練するというので午前中冷やかしに行く。結構な人数が集まっていたので初心者に少し教えておいた。午後に教科のテキスト作成。明日から高専大会専門競技部会、オープンカレッジ、日直と、4日間教員室外の仕事漬けになる。
「科学の鉄人2007」のパンフレットを手に入れた。サイエンスショーなるものはまだ生で見たことが無いので、一度見てみたいと思う(科学の鉄人サイエンスショーの前回の様子はウェブページ参照)。
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2006年8月18日
仮想的有能感
大牟田にも台風直撃で各種警報も出ていたので、無理せず一日自宅に沈殿。こんなに速度の遅い(私が15kmを本気でランニングするのとほぼ同じ速度)台風があるのだと驚いた。本日読んだ新書の紹介。
速水敏彦(著)『他人を見下す若者たち』講談社現代新書(2006年)
「自分以外はバカ」の時代! という帯に引かれて手に取った一冊。「仮想的有能感」という概念(キーワード)を用いて、現代の若者たちの言動をうまく説明している。「仮想的有能感」とは、他者軽視をする行動や認知に伴って、瞬時に本人が感じる「自分は他人に比べてエライ、有能だ」という習慣的な感覚である。(p6)としている。結びにて(p206-212)、仮想的有能感からの脱出策として、(1)しつけの回復、(2)自尊感情の強化、(3)感情交流のできる場の提供の3つを挙げている。要するに、大人がきちんと子どもの教育について考えなさいということか……。教材開発を進めている箇所(p202)が個人的には目に留まった。
「仮想的有能感」という新しい(?)概念を用いて一本筋を通した面白い内容であった。心理学研究の分野ではまだじゅうぶんに認められていないとのことで、今後の展開にも注目しよう。
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2006年7月18日
夏休み体験教室2006のご案内
有明高専(ANCT子どもゆめクラブ)では来週金曜日(7月28日)に子どもゆめ基金助成活動として「夏休み体験教室2006−不思議な物質の世界を体験しよう−」を開催する。私も当日現場でお手伝いさせていただく。『広報おおむた7月15日号』等にも紹介されているが、以下に簡単にご紹介。
内容:紫キャベツの色の変化、食塩水の電気分解実験、スライム作り等
日時:7月28日(金)9:00〜16:00
場所:有明高専
対象:小学4年〜中学3年生の先着40名
申し込み方法:電話(0944-53-8611)、FAX(0944-53-8627)、ハガキなどで氏名、ふりがな、学校名、学年、住所、電話番号を明記の上、7月21日(金)までに有明高専地域共同テクノセンターまで。〒836-8585大牟田市東萩尾町150有明高専地域共同テクノセンター、電話&FAX:0944-53-8627。
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2006年7月4日
中間試験順位
一昨日の夜中に学校敷地内に落雷があったらしい。冷房やネットワークなどの一部に障害が生じている。同僚の話によると本日の夜も学校付近に落雷した模様。恐ろしい。
前期中間試験の結果がやっと出た。通常は試験終了後1週間+2〜3日で成績が出るのだが、今回はずいぶんと遅れていた。結果を渡した時の学生の姿はまさに一喜一憂。大きく順位を上げた者もいれば逆に大きく下げた者もいる。1年生は春課題試験と前期中間試験の2つしかまだ定期試験は行っていないが、そろそろ本性が結果に現れてきている。
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2006年7月3日
「女子高校生夏の学校」ご紹介
文部科学省、独立行政法人国立女性教育会館等が主催のイベント「女子高校生夏の学校 〜科学・技術者のたまごたちへ〜」の紹介。国立女性教育会館のウェブページに詳細が掲載されているが、抜粋させていただくと、期日は8月17日(木)〜19日(土)の2泊3日、会場は国立女性教育会館(埼玉県嵐山町)、参加費は無料(宿泊費と食費は自己負担)、募集は100名。
6月21日に参加者の募集が始まり、先着順となっているので、女子高校生(おそらく高専生も可:要確認)で興味がある方は早めにお申し込みください。参加費が無料でしかも旅費の支援もあるので(全額または一部負担)ありがたいですね。
私は高校生の頃に、日帰りで何箇所かの大型研究所や大学研究室の見学をしたことがあるが、このような宿泊を伴うイベントには参加したことが無かった。このBLOGには書かなかったが、先日も「サマーサイエンスキャンプ」(公式ページ)なるイベントの募集があり、10年前はこのような2泊3日のイベントは今よりもずっと少なかったのではないかと思う。今の学生・生徒さん達がうらやましいですぞ!
投稿者 NORI : 23:59 | 教育 | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年6月23日
気になるニュース
一日中ほとんど休憩も無く働いた一日。仕事内容は、担任業務(保護者面談日時調整)、講義、物理実験、実験装置修理、愛好会発足のちょっとしたお手伝い、部活のミーティング、事務書類提出、昨日から溜まっていたメール処理、紀要に載せる情報の校正などなど。さすがに疲れた。以下、最近の教育・研究に関するニュースから抜粋(本日の『有明新報』の記事は省略)。
『毎日新聞』2006年6月22日付
筑波大:「博士課程1年で修了」…来年度から導入
筑波大は22日、通常3年かかる大学院の博士課程を1年で修了できる「社会人のための博士後期課程早期修了プログラム」を来年度から導入すると発表した。最短1年で修了するカリキュラムを導入するのは、国内の大学院では初めてという。修士課程修了後に企業などの研究所に入り、時間的、経済的な問題で博士号取得をちゅうちょしている優秀な研究者らに機会を与える狙い。
『毎日新聞』2006年6月20日付
産学協同:「出会いの場」ネット上に開設 7月から文科省
大学や公的研究機関による研究成果の活用を促すため、成果や特許を一括して検索できる窓口(http://e-seeds.jp/)を、文部科学省がインターネット上に開設する。7月1日から本格運用し、約50大学の5万件以上の情報を提供する。
『日本経済新聞』2006年6月19日付
国立大運営交付金、毎年1%ずつ削減・政府と与党調整
政府・与党は歳出・歳入一体改革に盛り込む歳出削減策として、国立大学の運営費交付金を来年度から5年間、毎年1%ずつ削減する方向で調整に入った。同交付金は2006年度予算で1兆2215億円に上る。毎年1%ずつ5年間削減すれば、600億円程度の削減額となる見通し。来月7日にまとめる「骨太の方針2006」に盛り込みたい考えだ。
『西日本新聞』2006年6月16日付
「教育」「研究」で11大学が連携へ 九州・沖縄の国立大
九州・沖縄の国立大学が教育、研究分野などでの連携の可能性を探る会議が15日、福岡市東区の九州大で初めて開かれた。少子化に伴い学生獲得競争が激化するなか、九州の国立大が互いに協力して、各大学の魅力アップを図るのが狙い。
『京都新聞』2006年6月16日付
京大、若手登用へ新制度 5年目評価 准教授に
京都大は15日までに、新領域の研究を開拓する若手研究者を登用する新たな人事制度を本年度から実施することを決めた。教室に所属せず研究に専念する助教(助手)を国際公募して研究資金を支給、5年後には一定数を准教授(助教授)に採用する。独創的な若手研究者の確保とともに、オープンで公平な競争を行うことで、硬直化しがちな人事の改革につなげる。
『朝日新聞』2006年6月15日付
研究費不正対策、全国の大学を調査へ 文科省
論文のデータ捏造(ねつぞう)や改ざん、盗用など研究上の不正が後をたたないため、文科省の委員会が今夏をめどに、不正防止策の指針を作っている。(中略)。文科省が所管する科学研究費補助金などの競争的研究費は年々増加し、昨年度は3600億円が支給された。
投稿者 NORI : 23:47 | 教育 | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年6月15日
研究の一日
九大に出張。差分をとって波動方程式を解く手法を紙面上で確認した。
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2006年5月31日
物理学実験レポート
3年生の前期は週に2時間、物理学実験の授業がある。学生達は毎週実験レポートを提出しなければならないので、結構大変だと思う。かなり丁寧に調べて吟味が書かれているレポートもあれば、測定値だけ書いて提出するツワモノのレポートもあり、いろいろとあってこちらも読み応えがあるのだが、「これが正解」というものが無いのでレポートの採点は結構大変!前期中間試験中に途中までの評価を提示する予定なので、それまでにこちらも頑張らねば。
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2006年5月30日
前期中間試験学習計画
前期中間試験まであと9日。1年生に試験の取り組み等の目標や、学習計画を書いてもらった。
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2006年5月2日
総合科学技術会議
GW明けに行われる、新入生歓迎オリエンテーション(通称 阿蘇研修)のプランがほぼ練りあがり、本日1年生の合同ロングホームルーム(LHR)にてしおりが渡された。阿蘇研修では娯楽品がもちろん、携帯電話の持ち込みも禁止としている。常時娯楽品と戯れている学生達がどんな過ごし方をするのか、じっくり観察させてもらうつもりだ。
先日、総理官邸にて行われた総合科学技術会議の議事録が第54回会議議事録としてUPされている。
<1.学校教育の改善・充実>
トップレベルの人材の育成、外部専門人材による指導態勢の強化、基盤となる知識の確保
<2.多様な戦略的アプローチの強化>
全国の科学館・博物館等の活性化、科学技術情報の流通促進、科学技術のアウトリーチ活動の徹底、コーディネート機能の強化
などのテーマが掲げられている。
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2006年5月1日
肩書き名変更
大学や高専では来年度から各肩書きが変わることが決まっている。たとえば、
助教授→准教授、助手→助教、技官(技術職員)→助手
などである(教授と講師は名称の変更無し)。肩書き名変更の理由を今までよく知らなかったのだが、昨日の読売新聞記事を読んで、ある程度理由が分かった。「徒弟修業」の考え方を一掃するのだという。私は指導教官に恵まれていたので徒弟関係のような現場は見たことがないが、今でも根強く残っている研究室もあるのだろうな。
今日は晴れているのに湿度92%もあり、蒸し暑かった。
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2006年4月6日
入学式に向けて
朝一で2時間ほど自分の勉強をしてから、閉門時間までず〜と担任業務。
教室の落書き消し・シール類はがし、学生への配布物・保護者への配布物の確認、教室掲示物確認、入学式当日の業務確認、資料の印刷、担任会の議事録作成などなど。仕事が山ほどある。
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2006年3月27日
ノウハウ学力
有明高専は学年に関係なく、勉強しなかった学生は留年するシステムになっている。私も当然物理の単位を出さなかった学生がいるのだが、この1年間現場で教えてみて、彼らは物理の(だけでなく他の科目も)勉強方法が分かっていないのだろうな、という思いを抱いた。今年度は自主性に期待したが、来年度は単位を落としそうな学生にもう少しちょっかいを出そうと思っている。
和田 秀樹 (著)『能力を高める 受験勉強の技術』(講談社現代新書)
を読んだ。著者の和田氏(公式サイト)は大学受験の勉強法「和田式」で有名な方である。大学受験を通じて脳を鍛えておけば社会に出てからも有益であることを主張している。旧来型の受験勉強の意義を改めて考察した本で、著者の今までの経験と思考がコンパクトにまとめられていて面白かった。
高専生は大学受験を勝ち抜く必要が無いわけであるが、勉強する姿勢について著者の思いが書かれているので読んでみると良いでしょう。
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2006年3月23日
対人関係能力
午前中部活。第一顧問とラインテープの部分補修。午後から本年度最後のFD講演会。本日のテーマは「子供の対人関係能力の現状と育成に向けての取り組み」で福岡教育大学の先生が講演してくださった。コミュニケーションが上手にとれない子供が増えている現状に対して、「スキル教育」や「レクリエーション授業」の動きがあることなど、今までまったく知らなかった話題が多く、90分聞き入ってしまった。「スキル教育」とは人間関係能力に乏しい子供達に対して具体的な技術(スキル)を教える教育のことであり、アメリカで成功していて、日本でもいくつかの教育機関で取り入れているのだそうだ。「レクリエーション授業」とは鳥取県立赤碕高校(現在は廃校)で行われ話題を呼んだ指導法で、ゲームなどを通じて意思伝達の方法を学んでゆくものらしい。従来人々が成長過程の中で自然に身に付けてきたものが、現代の子供たちは身に付けることができなくなっているのである。
このような話を聞いているとぜひ自分も現場でいろいろと試してみたくなるのだが、一方で、授業時間数確保等の名目で学校のレクリエーション行事を減らす動きも世の中にはある(外部評価機関が厳しい背景?授業数を増やせば学力が上がるという前提?)。少子化の影響で学校も生き残りをかけてのサバイバルが始まっている。今後の教育界がどうなっていくのか注目するところだが、みんなでレクリエーションを楽しむ「ゆとり」くらい持ちたいものだね。
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2006年3月22日
「譲れないこと」
雨で部活が中止、卒業式の片付けだけで、会議等もなかったので本日は精神的にも時間的にも余裕のある1日を過ごすことができた。
4月から担任をするにあたり、周囲からよく「“ここだけは譲れないこと”を持っておくと良い」と言われることが多い。先日のFD講演会(2006.3/16)でも福岡県教育庁の方が同様のことをおっしゃっていた。私自身もこのことは大変大事なことだと思うのだが、多様化している現代っ子相手に「譲れないこと」をしっかりと決めることは新米教員にとってそんなに簡単なことではない。部活は中高大と10年間続けているので運営方法もだいぶん分かっているつもりで、この1年間も顧問として特に粗相なしと認識しているが、学級単位の生活指導・学習指導となると部活運営とまったく違った難しい面があるだろう。本日は交錯する考えを文章としてアウトプットして少し整理した。不安点や疑問点が整理できたので、近いうち先輩先生方に意見を伺おうと思う。
本日、養老孟司(著)『養老孟司の〈逆さメガネ〉 』(PHP新書)と、赤田圭亮(著)『サバイバル教師術』(時事通信社)を読み終えた。前者は一応教育に関するエッセイという位置づけだが、言っている内容は『バカの壁』や『死の壁』とほぼ同じに感じた。養老さんの主張は「物事は多面的に見るように」とのことだと理解しているが、この手の本を読むと自分の視野の狭さを再認識できるので定期的に読んでいると健全でいられるだろう。後者は中学校の現場教師の著書。「誰が何と言おうと俺が現場でやってんだ」という色が前面に出ていて、現場ならではの本音に非常に共感できた。
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2006年3月16日
進級判定会議・FD講演会
午前中は進級判定会議。留年や仮進級の学生が決定した。進級者の掲示は明日行われる。
午後はFD講習会。福岡県教育庁高校教育課の指導主事の方が1時間強講演してくださった。テーマが「高校教育の現状と課題」ということで低学年を指導している一般教育科には直接関係することが多い話題であった。質疑応答では自宅学習させるためのポイントを質問させていただいた。指導記録をつけて担任がしっかりとチェックすること、宿題を出すこと、保護者の協力を得ること、勉強方法の指導をすること、ブリッジ指導(中学から高校への移行をスムーズにするための指導?)をすること、などの回答を頂いた。教育の難しさを改めて認識した。
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2006年3月15日
ゴミ箱掃除
昨日と打って変わって穏やかで暖かい一日。午前中に部活に顔を出すが、低学年の士気が低いため、練習後に2年生のまとめ役に1時間半説教。3月ももう半分、春休みなんてすぐに終わってしまいますよ。
遅い昼食後に、新1年生の担任達で各教室のゴミ箱を掃除する。一晩水に浸けておいたので、スポンジを利用して比較的楽に汚れを落とすことができたが、ガム類はこびりついていてはがすのが大変だった。水場の配管が詰まっていて、プールと化した水場でゴミを取り除くという大仕事に発展したが、ゴミ箱を綺麗にすることができた。新1年生には綺麗になった教室で気持ちよく使ってもらえるだろう。
本日は有明高専で「日本機械学会九州学生会講演会」が行われた。機械科の先生の話によると、この年会の会場が高専となるのは今回が初めてだったそうだ。余裕がなかったので参加しなかったが、たくさんの人が来ていて盛り上がったようだ。
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2006年3月14日
エアコンフィルター掃除
卒業&修了判定会議、学科会議、1年担任会。夕方前から1年生担任5人で1年生の教室のエアコンのフィルターの掃除をする。想像を絶する(想像通り?)汚れであったが、家庭用の高圧洗浄機を利用したので、スムーズに進んだ。明日はゴミ箱の汚れを落とす。それにしても教員の仕事の幅の広いこと……。担任会では書記になったので夜に担任会の議事録をまとめた。
部活には顔を出せなかったが、本日は強風のため30分ほどで中止になったようだ。
明日、NHK総合「クローズアップ現代」(夜7時30分〜7時56分)で「大学大競争時代〜生き残りをかけた戦い〜」が放送される。おそらく自分達にとっては何度も聞いている話であろうが、法人化に伴う現場の声が聞けて面白そうだ。
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2006年3月9日
理想の得点分布は?
本日が平成17年度の成績締め切り日。下のグラフはとある定期試験の得点分布である。今日び、教員は学生から評価されているのだが、授業改善アンケートには「試験の難易度は適切であったか」という設問がある。果たしてどのような得点分布が良いものか、私の中で未だに答えがでていない。試験の問題が易しいと学生は喜ぶだろうが、ある程度難しくしないと学生の考える力が養われず、果たして学生の学力も下がるであろう。教員側にとって理想の得点分布や標準偏差はいかほどのものなのであろうか。
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2006年2月3日
『こぼれぬ剣:宇部高専の教授15人に訊く』
日中は研究。大学院の時に作ったコードと、現在使っているコードの良し悪しを比較(動作確認)しているのだが、同じ条件下で計算を行っても結果が違う部分がある。原因を調査中。
教室の掃除後、クラス担任が帰りのホームルームで節分の豆をいきなり配りだす。クラス研修旅行(アルバム)の時に余ったお金で買ったのだそうだが、抜き打ちのイベントだったので学生も私も驚き大喜びであった。教室内で投げないように指示したが、せっかく掃除したばかりの教室が豆だらけになったのは言うまでもない。
村田武彦(編)『こぼれぬ剣 〜宇部高専の教授15人に訊く』宇部時報社(2003年)
を夜に読む(詳細はこちら)。宇部高専で教員暦が25年以上ある先生15名のそれぞれの思いが書かれた本で、高等専門学校の栄枯盛衰、学生の気質変化、社会情勢の変化をずっと見てこられた先生方の言葉には重みがあり、非常に興味深く拝見させていただいた。一番印象に残った箇所は山岡先生の
例えば、「1+1=2ということを教えるのが教育だ」と、言われます。しかし、私に言わせたら、それは「教」であって、「育」ではない。日本の教育界では、「教」の要素だけで9割くらいを占めている。「育」が用意されることは、残念ながら少ないのではないでしょうか。日頃の講義でも「教」の部分だけで事足りていると錯覚しやすい。そうすると「育」の部分が、すっぽりと抜けてしまう。要はバランスの問題なんですが、「育」がしっかりとできる教師は、遠回りにみえても「教」がやりやすいというのは私の持論です。
(中略)
「教」の部分については、素晴らしい教科書が今の世の中にはたくさんある。教師がいなくてもパソコンで「教」はできるようになった。そんな時代に小学校から大学まで、教師は何をするのかということが問われている。これからは「育」の部分を余程頑張らないと、教師はその存在意義が希薄になります。パソコンでは絶対に出来ない「育」を一生懸命やる必要があります。
というところ(P125〜126)。着任してからずっと考えている問題がズバリ書かれてあったので、私の悩みは方向として間違っていないことが確認でき、なんだか安心した。教員側が一生懸命やらんといかんよ、ということがこの本全体を通じて共通の見解であった。今年度大変印象に残る書の1つとなった。若い教員に特にお勧めする本である。有明高専図書館にあるので興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。なお、ISBNは付いているが入手するためには出版社に電話で直接問い合わせる必要があるようだ。
takafumiさん、トラックバックありがとうございます!
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